うつであることの周りへの伝え方について考えさせられた

最近、私の職場に、とても体調が悪そうにしている人がいます。
おそらくメンタル面の調子がよくないのだろうと思っていて、大丈夫かな、と少し気になっていました。

最近になって、その人が本当に体調を崩していることがわかりました。
同じチームの人には「実は調子が悪い」と伝えているとのこと。
ただ、そのやり取りの中で、「今日体調が悪い」と言ったことや、メンタル不調を打ち明けていることについて「かまってちゃんだよね」と話している人がいたと聞きました。

うつやメンタル不調を誰かに打ち明けると、「かまってちゃん」だと思われてしまうのだろうか……。

もちろん、普段からの信頼関係や態度も影響すると思います。
実際、その人には「かまってちゃん」的な要素が他にもあったのかもしれません。

私自身も思い当たる節があります。

私も、正式に病院に通って治療を受けている身として、「今日は体調が悪いです」とか、「これ以上の業務はできません」とか、状況を周りに伝えることは自分を守るために必要なことだと思っています。

ただ、それによって「わがまま」「面倒な人」と思われているような気はしていました。

でも、たとえば足を骨折している人が「骨が折れているのでこれ以上は走れません」と言えば、誰もが「そうだよね」と納得してくれるはず。
なんなら、「これくらいの速度で走れる?」と向こうから確認もしてくれたりすると思います。

心の骨折は外から見えないからこそ、やっぱり理解されにくいんだろうなと改めて感じました。

人に見えないものをわざわざ伝えれば、逆に「かまってちゃん」と思われてしまって、自分の評価を下げるだけかもしれません。(もう下がっているかも…とすら思います。)

だからこそ、伝えるべきことと、そうでないことを見極めていく。
あとは、伝え方を工夫する。(誤解を招くような表現を避ける)
それが、自分を守る上でも必要なんだと今回の出来事を通して考えさせられました。

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